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「みんなの、センタク。」調査 新入社員世代と上司・親世代の意識調査 後編

「ゆとり」?実は真面目で熱い! 新社会人

新入社員世代との上手なコミュニケーションのポイント教えます!

「ワタシの、センタク。」プロジェクトでは、今年度から社会人になった20代のフレッシャーズと、
その上司や親世代にあたる50代前半世代を対象にライススタイルの意識調査を行いました※。
ゆとり世代といわれる新社会人も意欲は満々、そのやる気を引き出すのが上司・親世代の大人の
対応なのです。データをもとに、今どき新入社員世代との上手なコミュニケーションのポイントを、
消費者のライフスタイル・価値観に詳しい吉水由美子さんにアドバイスいただきました。

※意識調査の概要 : 2014年4月から社会人になった22歳~25歳の男女310人と、その上司や親にあたる50歳~53歳の社会人男女412人を対象に東和薬品がアンケート調査。上司・親世代へは、自身が新入社員のころの意識についても調査を行った。

注目データ! 仕事に対して意欲も高く、合理的

意識調査で仕事意識についてたずねると、24時間闘っていたバブル時代の新入社員や、
その後デフレニッポンを支えてきた上司・親世代より、今年の新入社員は仕事に対する意欲は熱い!という意外な結果になりました。
一方では、上司や先輩の指導やアドバイスを受けて無駄なく成果を上げたいという合理的な考えも持っています。
新入社員の能力を引き出す上司の手腕が問われそうです。

仕事に関する意識調査

仕事については、上司や先輩の指導やアドバイスを受けて、無駄なく成果を上げたい 仕事は効率よく成果を上げたい | 目標を設定して、目標管理的に働くことで道は拓けると思う 仕事は計画的に進めるべき | 仕事で成功をおさめたい 仕事に対してかなり意欲的

<仕事について>

今年の新入社員は、上司・親世代の皆さまが新入社員の頃より、
そして今の皆さまより、仕事に対して積極的で意欲的。
さらには、仕事もプライベートもどちらも大事にしたいワークライフバランス主義を掲げる世代です。
彼らのバランス感覚の良さを活かし、仕事に対する意欲を育むのが上司としての役割でしょう。
きちんと目標を設定して、それを達成するための道筋をセンタクし、示してあげることで、
予想を超えた即戦力が期待できるかもしれません。

注目データ! デジタルコミュニケーションを積極的に利用

新入社員たちは「親しい友人や家族とは、通話やLINEを中心に使う」、「SNSで疎遠になっていた友人と繋がれると嬉しい」と、
デジタルツールを使ったコミュニケーションを積極的に楽しんでいます。
人と人とのコミュニケーションの手法には世代間に違いがあるようです。
生まれたときからパソコンやケータイがあるデジタルネイティブな彼らからすれば、
スマホは分身でありライフラインのような存在。
その便利さを理解しているからこそ、上の世代にも使ってもらいたいと思っているようです。

デジタルツールを使ったコミュニケーションに関する意識調査

親しい友人や家族とは、通話やLINEを中心に使う SNSが生活の一部になっている | SNS(FacebookやTwitter)で疎遠になっていた友人と繋がれると嬉しい SNSの楽しさを知っている

<コミュニケーションについて>

職場に新しい文化を持ち込むのは、若い世代の役割です。
メールが仕事の必須ツールとなったように、
これからはスマホやSNSが新しいコミュニケーションの世界を開いてくれるかもしれません。
新入社員にSNSの使い方や楽しさを教わることが、彼らとのコミュニケーションの一助になることも。
わからないことは素直に聞く、新入社員に教わるという柔軟なセンタクをすることもオトナの度量です。
同じ事を何度も聞かないように、がんばってください。また、適切な距離を保つことも忘れずに!

注目データ! 「ゆとり世代」と決めつけないこと

新入社員世代
新入社員から、上司・親世代に言いたいことをフリーアンサーで聞いてみると、
「ゆとり世代と呼ばないで!」という意見が最多となり、
ゆとり世代とひと括りにされ、言われ続けてきたことにかなりの嫌悪感をもっているようです。
コミュニケーションの基本は、相手を理解して認めること。
先入観を持たずにお互い歩み寄り、最適のセンタクで、いい関係を築いていきたいものです。
  • ゆとり世代とレッテルを貼らずに接して欲しい。
    個人的には、そういった偏見を持たない50代の方と
    話をするのは本当に勉強になるし、好きです。

  • 「いまどきの若者は」とひとくくりにせず、
    一人一人をしっかり見てほしい。

  • 飲みニケーションはもう古い。
    飲みに行かず、仕事時間内でコミュニケーションが
    とれてこそ、真のコミュニケーションだと思う。

  • 自分の時代の考え方を押しつけるのではなく、
    今の時代に合った柔軟な考えを持って接してほしい。
    時代は絶えず変わっていくのだから。

  • Facebookを有効活用すれば、
    年の差関係なく繋がれます。

  • もっとケータイやタブレットを
    使いこなせるようになってもらって、
    情報を共有したい。

新入社員世代との上手なコミュニケーションのポイント! | 仕事もプライベートも意欲上々の新入社員世代潜在能力を引き出すのは、上司・親世代の役目!

吉水 由美子さん

データ分析に関するコメント | 吉水 由美子さん

伊藤忠ファッションシステム株式会社
マーケティングクリエイティブディレクター

大学卒業後、広告代理店のマーケティングセクションで、消費者調査、マーケティング戦略・ブランド戦略の開発などを担当。伊藤忠ファッションシステム(株)入社後は、マーケティングクリエイティブディレクターとして、「ファッション=時代の価値観・人々の気分」という視点から、主に「ハナコジュニア」「ニュービッグファミリー」など、異業種マルチクライアントの共同調査&研究プロジェクト、消費者のライフスタイル・価値観を探索する調査、そこから発想したワークショップや商品開発を担当。 著書に『「漂い系」の若者たち~インスピレーション消費をつかまえろ!』など。

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