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お寺に泊まる

観光地から天空の秘境まで 宿坊 京都府京都市・埼玉県秩父市

座禅、写経、精進料理など、関心がありながら、
普段なかなか接する機会を持つことのない禅文化。
静謐な寺院の空気の中で自然を感じながら過ごす、非日常の時間。
禅の文化に触れることで、ココロとカラダを潤す旅。
シリーズ1回目は京都の南禅寺、妙心寺、奥秩父の大陽寺の「宿坊」をご紹介します。

東山三十六峰の朝を南禅寺から始める

東山三十六峰の朝を南禅寺から始める
亀山法皇の離宮があった場所に建立され、日本最初の勅願寺と言われる臨済宗南禅寺派の大本山。その南禅寺の宿坊、南禅会館は一般の観光客も気軽に利用できるモダンな宿泊施設として人気が高い。昔ながらの相部屋ではなく、洋室のシングルルームもある。希望者は、予約をすれば普段は入ることのできない南禅寺の国宝・方丈で行われる朝課(朝のお勤め)に参加することもでき、「坐禅会・写経会」も体験可能だ。宿泊客には南禅寺の方丈庭園、三門、南禅院の拝観料が無料になる特典もある。観光客や参拝者でにぎわう前の早朝に、東山三十六峰麓の穏やかな時間を楽しみたい。

万古不易を妙心寺大心院に知る

万古不易を妙心寺大心院に知る
広大な山内に46の塔頭を擁する臨済宗妙心寺派の大本山妙心寺。二つの塔頭に宿坊があり、その一つが大心院。京都にはお寺とは別棟の近代的な施設も多いが、大心院はお寺の建物に宿泊する昔と変わらぬ宿坊。有名な阿吽庭に面した部屋も一室あり、虫の音だけで過ごす夜は、万古不易そのもの。精進料理の朝食は、”京都で最も美味しい朝食” という宿泊客の声もあるほど。希望すれば朝6時からの本堂でのお勤め(読経)にも参加できる。妙心寺のホームページには毎月の法話がアップされており、その教えや禅の心得にも触れられる。

渓谷を望む座禅、心尽くしの天空の寺・大陽寺

渓谷を望む座禅、心尽くしの天空の寺・大陽寺
秩父鉄道の終点「三峰口」から、さらに11キロ先というまさに奥秩父。周囲に民家はまったくなく、まさに大自然の中に大陽寺が建っている。天空の寺という呼び名は座禅堂からの絶景から付けられたという。宿坊は江戸時代に建てられた築250年という本殿。座禅、写経も体験できる。修行というより心の休息を求めて訪れる人が多く、心尽くしの精進料理や露天風呂は、海外の旅行者からの人気も高い。清流の音と鳥の鳴き声の中、天狗と間違えられたという開山の祖、仏国国師の教えに触れつつ、旅とともに世俗の垢を落とす。

Data

観光地から天空の秘境まで 宿坊 京都府京都市・埼玉県秩父市

南禅寺南禅会館へのアクセス

南禅寺南禅会館へのアクセス

電車で
JR西日本・京都市営地下鉄「京都駅」から地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩約10分

バスで
京都市営バス「東天王町」または「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩約10分

自動車で
名古屋方面から
名神高速道路「京都東IC」から三条方面へ約20分、約6km
大阪方面から
名神高速道路「京都南IC」から国道1号線経由約40分、約14km

妙心寺大心院へのアクセス

妙心寺大心院へのアクセス

電車で
JR西日本・京都市営地下鉄「京都駅」からJR嵯峨野線「花園駅」下車、徒歩約10分

バスで
京都市営バス・JRバス「妙心寺北門前」または京都市営バス・京都バス「妙心寺前」下車、徒歩約3分

自動車で
名古屋方面から
名神高速道路「京都東IC」から約40分、約15km
大阪方面から
名神高速道路「京都南IC」から約30分、約11km

大陽寺へのアクセス

大陽寺へのアクセス

電車で
秩父鉄道「三峰口駅」下車約11km、タクシー約25分
宿坊利用の場合「三峰口駅」から大陽寺間の車での送迎も可能(要予約)

バスで
秩父鉄道「三峰口駅」から西武観光バス「秩父湖・中津川」行き「大陽寺入り口」下車約7km、徒歩約2時間

自動車で
東京方面から
関越自動車道「花園IC」から国道140号、バス停「大陽寺入り口」左折約7km。約1時間30分、約48km
甲府方面から
国道140号雁坂トンネルから、バス停「大陽寺入り口」右折約7km。約1時間10分、約38km

旅の情報はこちらから

旅の情報はこちらから

南禅会館
http://nanzenkaikan.com *

南禅寺
http://www.nanzen.net *

妙心寺大心院
右京区花園妙心寺57
Tel:075-461-5714
宿坊利用希望者は電話で空室を確認後、往復ハガキで申し込み

妙心寺
http://www.myoshinji.or.jp *

大陽寺
http://www.taiyoji.com *

旅の案内人

旅の案内人

野田達哉(エディター、ライター)
京都市生まれ。同志社大学卒業。ファッション紙記者、女性誌編集長を経て編集プロダクション設立。ファッションの編集者をベースにしながら、新幹線車内誌の旅行ライターをはじめ、さまざまな雑誌でフリーランスのトラベルライターとして特集を担当。

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