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日常に溶け込む素朴な趣・信楽焼

窯元を訪ね陶土と向き合う 滋賀県甲賀市

伝統工芸を巡る旅、3回目は日本を代表する窯業地のひとつ・信楽町を訪ねます。
中世から現代まで受け継がれてきた、素朴であたたかな風合いを持つ信楽焼。
陶と暮らす町を散策しながら陶芸の魅力をより深く感じ、窯元で作陶を楽しむ旅をご紹介します。

陶と暮らす町の風情を味わいながら窯元散策

陶と暮らす町の風情を味わいながら窯元散策
歴史ある陶芸の町ならではの表情を見せる、窯元散策路。斜面の多い地形を活用して作られた「登り窯」が重厚な存在感を放つ。電気窯やガス窯が主流となった今でも、いくつかの登り窯は稼働している。
信楽の良質な陶土は、徳利のような小物から水瓶のような大物まで、幅広い陶製品に適している。窯元ごとに熟練の技を用いて、それぞれ特徴ある製品がつくられている。さまざまな窯元が点在するこの散策路は、町の人々にとっての生活路でもある。塀代わりの立匣鉢(たちざや)や陶製の道標、大量に置かれた陶器。陶が日常に溶け込んだ、生活風景を見ることができる。陶と暮らす町の風情を味わいながら、職人たちの仕事をのぞき歩けば、素朴でぬくもりある信楽焼の魅力が一層深く感じられる。

展示と創造と自然が織り成す、美しい「陶芸の森」

展示と創造と自然が織り成す、美しい「陶芸の森」
信楽焼をはじめ、世界各国の陶芸作品を集めた「滋賀県立陶芸の森」。信楽とゆかりを持つ岡本太郎や、スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンなど、陶芸を軸にした多様なテーマの企画展で、幅広い陶芸の魅力に出会える。また、展示だけではなく、国内外から多数の陶芸家が集まる創作活動の場でもある。広大な芝生が広がる園内には、信楽の代名詞とも言える狸の置物をはじめ約100点の陶芸作品が点在し、四季折々の豊かな自然とともに美しい景色を織り成す。芸術・産業としての陶とその制作の場、そして滋賀の自然が一体となった陶と暮らす町・信楽ならではの空間である。

窯元の職人のもと、信楽の土と向き合う

窯元の職人のもと、信楽の土と向き合う
江戸時代より続く信楽焼の窯元「明山窯」。伝統ある窯元が営む「Ogama」は、役目を終えた登り窯や作陶室などを再生し、信楽焼をより気軽に楽しめる新たな場所として誕生した。陶芸教室では熟練の職人による指導のもと、湯飲みなど深さのある器をつくる「手びねり」や豆皿などをつくる「タタラ」などを体験できる。自然に囲まれた古くも新しい空間で、心静かに陶土と向き合う時間は、ゆったりと流れる。信楽の陶土は可塑性に富み、手のぬくもりがそのまま表情となっていくよう。自分の手で形にし、職人による乾燥・施釉・焼成を経て完成する作品は、それぞれの日常に溶け込むあたたかな趣が伝わる。

Data

窯元を訪ね陶土と向き合う 滋賀県甲賀市

信楽へのアクセス

電車、バスで

JR西日本琵琶湖線「草津駅」から同草津線
「貴生川駅」乗り換え、信楽高原鐵道「信楽駅」まで約60分
JR西日本琵琶湖線「石山駅」から路線バス「信楽」行「信楽駅」まで約60分

自動車で

新名神高速道路「信楽IC」から約10分
名阪国道「壬生野IC」から約30分

※窯元散策路へは「信楽駅」から徒歩約10分~

滋賀県立陶芸の森へのアクセス

徒歩、バスで

信楽高原鐵道「信楽駅」から徒歩約20分
信楽高原鐵道「信楽駅」から甲賀市コミュニティバス
「陶芸の森前」または「陶芸の森(陶芸館前)」まで約5分

自動車で

新名神高速道路「信楽IC」から約8分
名阪国道「壬生野IC」から約30分

Ogamaへのアクセス

徒歩で

信楽高原鐵道「信楽駅」から徒歩約15分

自動車で

新名神高速道路「信楽IC」から約10分
名阪国道「壬生野IC」から約30分

旅の情報はこちらから

信楽町観光協会 ほっとする信楽
http://www.e-shigaraki.org/ *

窯元散策路のwa
http://sansaku.shiga-saku.net/c5882.html *

滋賀県立陶芸の森
http://www.sccp.jp/ *
※最新の展示企画についてはこちらをご確認ください。

Ogama
http://www.meizan.info/ogama/ *

滋賀・びわ観光情報 ビワイチ
http://www.biwako-visitors.jp/ *

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