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食の歳時記 〜今、その食材が体に良い理由〜

昔から日本では節気に応じて、旬の食材を食べることで心と体を健やかに整えてきました。四季を通じて店先に並んでいることの多い季節の食材ですが、旬の時期だからこそ比較的安価で手に入り、おいしくて、何より、“今”それを食べる理由があるのです。

vol.03

滋養にあふれた秋の恵みをバランス良く

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食欲の秋。海の幸、山の幸、
新米とおいしいものが盛りだくさんで、
あれもこれもと食が進みます。
この時期ならではの食材の栄養素に注目して、
旬の滋養をしっかりといただきましょう。

脂がのったサンマで生活習慣病予防

秋の到来を告げる海の幸といえばサンマ。旬を迎えると脂がのっておいしさも一段とアップします。
サンマの脂は不飽和脂肪酸のEPA、DHAの宝庫。EPAは血液をサラサラにする効果、DHAは脳の活動を助け、中性脂肪を下げる効果などがあり、生活習慣病の予防にぜひ取り入れたい食材です。
アミノ酸や脂質などの代謝を高め、造血作用もあるビタミンB12や、肝臓の機能を高める効果のあるタウリンも豊富。
内臓には目の健康に良いとされるビタミンA、骨を強化するビタミンDなども含まれるため、新鮮なものなら残さず食べたいものです。

柿のビタミンCで免疫力アップ

ことわざで「柿が赤くなると、医者が青くなる」といわれるように、秋の果実のなかでも、柿には高い栄養価があることが昔から知られています。
特に注目したいのは、肌や粘膜の生成を助け、免疫力を高めてくれるビタミンC。柿にはみかんの約2倍のビタミンCが含まれ、標準的な甘柿1個で1日分のビタミンC摂取推奨量を補えます※。
さらに抗酸化作用が高いとされるβ-カロテンやリコピン、皮にはβ-クリプトキサンチンという抗酸化物質も含まれ、疲労回復や風邪の予防、若さを保つ効果が期待できます。
また、柿の渋み成分であるタンニンには、アルコールの吸収を抑えて有害成分を分解する働きがあり、カリウムや水分もアルコールを排出する助けになるため、二日酔いの予防に効果があるとされています。
そのまま食べるだけでなく、サラダや白和えなど柿を使った一品も季節の楽しみです。

※厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」において15歳以上の男女の1日のビタミンC摂取推奨量は100mgとされています。

香りが違う、旬のきのこでヘルシーに

しめじやまいたけなどのきのこ類は年間を通して安価で入手できるうれしい食材ですが、やはりきのこの旬といえば秋。
この時期には天然のゆたかな風味のものや、普段ではあまり見かけない、少し変わったおいしいきのこが市場に出回ります。
きのこ類の一般的な栄養成分は、骨を強化するビタミンD、塩分を体外に排出するカリウム、ビタミンB2やナイアシンなどの糖質や脂質の代謝を助ける成分、そして豊富な食物繊維など。
低エネルギーで満腹感を促し、便秘の解消やコレステロール値の上昇を抑えるなどの効果が期待できます。現代の食生活に積極的に取り入れたい健康食材です。
特に、まいたけにはβ-グルカンという食物繊維の一種が含まれており、免疫力を高めてがんの増殖抑制に効果があるという実験結果が報告されています。
おなかいっぱい秋の味覚を楽しむなら、ヘルシーなきのこ類もぜひ忘れずに。
滋養のある秋の食材

サンマ/旬9~11月 柿/旬9~11月 しめじ/旬9~11月 まいたけ/旬10~11月

滋養のある秋の食材を使ったレシピ

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