ホーム > 今日の献立を、センタク。 > 今日の献立を、センタク。 > vol.04 栄養満点な冬の根菜で、寒い季節を健康に

食の歳時記 〜今、その食材が体に良い理由〜

昔から日本では節気に応じて、体調管理を考え、旬の食材を食べることで心と体を健やかに整えてきました。四季を通じて店先に並んでいることの多い季節の食材ですが、旬の時期だからこそ比較的安価で手に入り、おいしくて、何より、“今”それを食べる理由があるのです。

vol.04

栄養満点な冬の根菜で、寒い季節を健康に

*
ごぼう、大根、人参、かぶ、里芋、れんこんなど、土の中で育つ根菜類は冬が旬。食物繊維やミネラルを豊富に含み、生活習慣病の予防や免疫力を高めてくれる栄養素が豊富な根菜類が、たくさん市場に並びます。代謝を高め、ダイエットにも効果のある根菜類をレシピに取り入れて、寒い季節を健康に過ごしましょう。

食物繊維が豊富なごぼうで生活習慣病の予防を

新ごぼうは夏が旬ですが、一般的なごぼうは冬に旬を迎えます。ごぼうは消化吸収されない食物繊維が豊富で、この食物繊維が腸の運動を活発にして便秘の解消やコレステロールの排出に効果を発揮します。
マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富で、高血圧に関係が深いとされるナトリウムを排出する効果もあります。また、ごぼうに含まれる食物繊維のリグニンという成分や、クロロゲン酸、アルクチンなどの成分によるがん予防の効果も研究されています。
さらに、成長ホルモンを促進させるアミノ酸の一種、アルギニンやアスパラギン酸を含んでいることから、疲労回復、新陳代謝向上の効果もあり、老化防止のためにも日常の食事にうまく取り入れたい野菜です。

大根の辛みで免疫力アップ

大根は昔から健康食材として知られており、旬の時期は医者がひまになるという意味から「大根どきの医者いらず」ということわざもあります。
大根おろしに豊富に含まれる消化酵素のオキシダーゼは、たんぱく質や脂肪の消化を助けるだけではなく、焼き魚の焦げに含まれている発がん性物質ベンツピレンの代謝に関係するという研究結果もあります。胃腸の働きを助ける炭水化物分解酵素のジアスターゼ(アミラーゼ)や消化酵素を多く含む大根は、過食傾向のある現代社会には最適です。
また、大根の辛み成分のもとであるイソチオシアネート は、抗菌や、免疫力を高める効果もあり、ビタミンCとともに風邪予防の強い味方です。これらの栄養素は熱に弱いので、生食がおすすめです。

β-カロテン豊富な人参で乾燥対策

最近では一年中流通している人参ですが、お正月にいただく金時人参でも知られるように本来は冬が旬。寒い時期に収穫されたものほど甘みが増し、栄養価が高く、滋養豊富です。
特に高い抗酸化力を持ち、美肌、生活習慣病に効果のあるβ-カロテンは皮の部分に多く含まれているので、皮はむかず、きれいに洗って調理するのがおすすめです。
β-カロテンは脂溶性なので油と一緒に調理することにより、効率よく吸収でき必要に応じて体内でビタミンAに変化して、目の疲れ回復、皮膚の角質化防止、粘膜の健康を保ち風邪や病気のウイルスへの抵抗を高めるといった効果を発揮します。人参は空気が乾燥する冬にぴったりの食材だと言えます。
滋養のある秋の食材

ごぼう/旬11~4月 大根/旬11~3月 人参/旬9~2月

栄養豊富な冬の根菜を使ったレシピ

このページについてシェアする


今日の献立を、センタク。に戻る